夜空にひとつ、煌々と輝く星がある。そこから視線を下ろしていくと、何者かわからない、まだ何者でもない影が、夜の静けさの漂う浜辺をひとり歩く。その浜は「終末の原点」と影が勝手に名付けている場所。 彼か彼女か判別できないが、とにかくそれは、こぼれ…
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